〈未来食講座7〉日本人はごはんを食べないと糖尿病になる-②

< 未来食講座 7 >日本人はごはんを食べないと糖尿病になる

② 雑穀ごはんを食べて、呆けも糖尿病も撃退!

 

体を動かす燃料が「糖質」です。

少し前まで「炭水化物」と呼ばれていました。

車で言えばガソリンに当たる、

人間が体を動かすために必要な基本燃料が糖質です。

糖質は最終的には「ブドウ糖」という形になって小腸で吸収されますが、

ブドウ糖は糖質からしか作られません。

 

脳はブドウ糖を唯一のエネルギー源としているので、

糖質が不足すると、健全な脳の働きができません。

呆けの原因にもなっていきます。

 

体は何とかしようと皮下脂肪を燃やして代替エネルギーを供給しますが、

代替エネルギー回路は長く続けられない上に、

その過程で生まれる強い酸性物質が全身の血液を大きく酸性に傾け、

様々な病気を引き起こします。

 

また、ふんだんにご供物を食べてきた日本人が

ごはんの摂取量を減らすと膵臓の機能が弱って、

生活習慣病、特に糖尿病の危険が高まるという研究結果が発表されています。

寒冷地で穀物不足に悩まされ生きてきた欧米人と、

豊かな温暖気候でごはんをたっぷり食べてきた日本人では、

体のしくみが違うのだそうです。

 

つぶつぶグランマゆみこ
つづく(2/3)