〈未来食講座9〉寒さを跳ね返す温かい体を作る-③

< 未来食講座 9 >寒さを跳ね返す温かい体を作る
③ 塩と油の利いた汁物を食べる

 

体を温める食べものといえば、
「塩」と「油」です。

 

塩味の効いた油はとってもおいしいですよね。
体はしょっぱい油をとると温かい体になり、
働きが整うように出来ています。
特に、熱した油に温める効果があります。

 

だから、冬は
味の濃いこってりしたものが食べたくなります。
つぶつぶ料理は、そのしくみに基づいて生まれた料理なので、
食事中から体の芯がポカポカしてきて、
食べ終わると爪の先まで温かくなります。

 

そこで一つ落とし穴があります。
日本の冬は寒くて乾燥しているので、
水分をちゃんと補給しないと
体が脱水状態になってうまく働きません。
でも体は、寒いので冷える水を飲みたくないのです。
そこで、味の濃い温かいスープや鍋物という形で、
体を冷やすことなく適正な水分を補給しながら、
塩と油を補給することで
温かく健康な冬を過ごすことができます。

 

つぶつぶグランマゆみこ
おわり(3/3)