秋の実りの雑穀畑から1
From The Fall Harvest Of A Traditional Grain Farm Pt.1.
2013/09/23 12:08 PM つぶつぶ畑 | つぶつぶ料理
私の暮らしの拠点である「いのちのアトリエ」の東には
七色の雑穀畑が広がっています。
半セルフビルドの建物が何とか住めるまでになった
1996年、雪解けを待って草地をひらき、
はじめて雑穀の種を蒔きました。
毎年、ひらき続けて自家用とおいしい品種の種継ぎ
を目的に栽培を続けています。
栽培しているのは、
ヒエ、もちアワ、うるちアワ、もちキビ、高キビ、
シコクビエ、アマランサスです。
毎年春には、種の配布キャンペーンをしています。
ヒエ畑です。
ヒエは北日本や裏日本の伝統主食作物です。
山間地では昭和40年代後半まで主食でした。
ヒエは脂肪含有量が多く、体を温める力があるので
ヒエが主食だった東北人は寒さに強い体を持っていました。
貴婦人のようにツンと実るヒエといっしょに
おすまししてみました。
オフホワイト色の粒は
クセのないミルキーなうま味を持っています。
ヒエの粉を煮たベシャメルソースで創る
ヒエのクリームコロッケは大人気、
おいしく食べて
冷え知らずの体がつくれます。