早々とお正月対談at滋賀
2013/11/17 12:00 PM つぶつぶ料理 | つぶつぶマザー | 食のちから | ごはんの力
11月14日、滋賀彦根新聞社を創業された押谷会長と
お正月の紙面を飾る特集のための対談をしました。
会場は、滋賀で活動しているつぶつぶマザー
大森かおりさんの家です。
90才で現役、玄米食歴の長い押谷会長に
その日、どのつぶつぶ料理をを召し上がって
いただこうかと朝から、二人でワクワク。
お正月にふさわしくて
つぶつぶの魅力が生きるおいしさのハーモニーをと
選んだのは、
ゴボウともちキビの柳川風
人参とめかぶとアマランサスの松前漬け
長いもの梅ねぎ和え
蒸し里芋と柚のおすまし
五穀ごはん
もちキビとほろほろあんの練り切り
ほうじ番茶
さらさらと簡単に作れる料理なので
10時半頃には準備万端。
お正月にふさわしい食卓が生まれました。
タイミングよく
押谷会長と編集長の山田さんが
到着しました。
ごはんの力を読んで共感、
新聞の連載コラムで熱く紹介してくれた方です。
髪も黒々、背筋ピンとして、贅肉もない、凛とした中に
穏やかな包み込むような優しさを感じました
ゴボウともちキビの柳川風は、ゴボウをどじょうに、
とろりと炊いたもちキビを卵に見立てて作ります。
もちキビをちょっと余らせて、練り切りに彩りを添えました。
人参とめかぶとアマランサスの松前漬けは、
人参を細くて長い千切りにして、めかぶとろろと和え、
たらこのようなアマランサスと、短冊に切って塩酒蒸しした
エリンギを和えます。
イカと数の子入りの豪華な松前漬漬けという仕上がりです。
会長は、40年楽しんでいるという
自作の俳句をまとめたご著書を持って
来て下さいました。
「昔は、お米には菩薩さんが宿っていると言って
みんなで大切にしていた。」
「近江は琵琶湖もあり早くから米が豊富だったが、
私が子どもの頃は、吉備と呼ばれた岡山の方では、
お米はあまりとれず、雑穀が主だったと聞いている。」
「ずっと玄米食を続けている。食が変わって、日本人の中身が
入れ替わってしまった。早くから警鐘を鳴らして来たが、なかなか伝わらない。」
「この本を見た時に、これこそ自分が伝えたかったことだと思った。」
と、90年を生き抜いた方だからこその
貴重なお話との響き合わせで
私も、どんどん熱が入ってしまいました。
「雑穀をごはんに入れたものしかイメージがなかったけど
どれもおいしい。もちキビははじめてだけど、これは、おいしいわ。」
どの料理も気にいっていただいて、
滋賀でのつぶつぶパーティーキャラバン実現の
夢ヘと話が弾みました。
ごはん食で、若々しくお元気な押谷会長の存在そのものが
食のちからを実証しています。
対談を通して、ごはんの力、食のちから、を広く
伝えていく確信エネルギーがさらに湧き上がりました。
2014年元日発行の滋賀彦根新聞
楽しみです。
記事が出たら知らせますね。