< 未来食講座 15 >体を温め、腸を元気にする雑穀甘酒-②

< 未来食講座 15 >体を温め、腸を元気にする雑穀甘酒

② 梅雨を乗り切り、夏バテを予防する甘酒

 

日本人は基本的に菜食だったので、

ごはんを主食に塩味の効いた

漬け物や発酵塩分である味噌を

しっかり食べて体を温めてバランスをとっていました。

 

梅雨頃の湿度や夏の暑さで食欲が減り

塩分が足りなくなると体が冷えてしまいます。

 

また、梅雨の湿気は病原菌にとって

とても繁殖しやすいのです。

 

それで、梅雨時に冷えで体調を崩したり、

病気になったりすることが多かったので、

梅雨の季節を乗り切ることが

健康の大きな山だったのです。

 

夏はさらに水や食べ物が腐りやすい季節です。

それを乗り切るために江戸の都会人は、

腸のはたらきを整える甘酒を飲んだのです。

 

つぶつぶグランマゆみこ
つづく(2/3)