<未来食つぶつぶ講座33> 断油は危険、減らすのは動物脂肪とヤシ油と化学精製植物油 -②

②体の中でも融けない肉、卵の脂肪

 

動物性の油はほとんどが食べる必要のない飽和脂肪酸です。

その上、常温で液体の植物油と違って、融点が44〜48℃の肉の脂肪は常温で固体です。

 

もともと毛細血管を通るのが難しいサイズの赤血球が数珠つなぎに凝集するのですから、毛細血管に血液が流れなくなり、末梢循環が滞って酸欠や栄養不足にな ります。

無理に流そうとして血圧が上がる、血管壁が裂ける、などの問題が起こります。

 

肉を食べたあとの体はじつはぐったりしているのです。

20代の成人男性で回復に24時間はかかると言われています。

これが繰り返されると内臓脂肪の蓄積が起こり、また、大腸炎や動脈硬化も起こっていきます。

毎食、肉、卵がメインの食生活がどれほど危険かわかりますね。

 

乳製品と先月号で取り上げたココナッツオイルなどのヤシ油の脂肪は肉や卵ほどではありませんが、やはり不飽和脂肪酸の塊で、常温で固形です。

体内では何とか溶けますが、体には負担です。

 

 

つぶつぶグランマゆみこ
つづく(2/3)

 

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