〈未来食講座13〉植物と動物は真逆の体を持っている-①
2015/04/12 1:56 PM 未来食講座
< 未来食講座 13 >植物と動物は真逆の体を持っている
① 植物は酸を吸収してアルカリを排泄
植物と動物では生命循環システムが真逆です。
植物は環境から、太陽光や二酸化炭素、窒素など
酸性の栄養を取り入れて、
酸素をはじめとするアルカリ性の排泄物を出すというしくみで
成り立っています。
そして、動物の体を巡っているのは温かい赤い血液ですが、
植物の体を循環して栄養を運んでいるのは
葉緑体を含む冷たい透明な液です。
植物の体に体内時計がセットされていて、
様々な光受容体が日照の変化を感知して開花の時期を決めます。
あるところまで日が長くなると開花するのです。
そして、葉緑体が光をデンプンに変えて蓄積します。
光がその植物のニーズよりも弱いフィールドでは
植物はその活動を抑制されてしまい、実を結ぶことができません。
そのために、植物には好感度の環境感知センサーもセットされていて、
さまざまな環境要因の変動に応じて、
色素を変えて集光機能を高めるなど、
外部環境に適応して生き抜く力があります。
つぶつぶグランマゆみこ
つづく(1/3)