不純物が混じることの力

奥出雲のたたら製鉄の里を
訪ねました。
 
山を崩して砂鉄を採り、特製の水路で流して分離、
崩した山の跡地を、水路技術をフルに活用して
水田にしてきたことでできた、広大な水田地帯の歴史に
圧倒されました。
 
身近にあるものを使っての製鉄で、今よりもすぐれた
鋼を生み出していたその技術と根気にも
圧倒されました。
 
大名のようにその地域を運営していた
鉄師の屋敷を訪ねて、その規模の大きさにも圧倒されました。
 
奥出雲の鉄は、精錬の祭に不純物を含むこと、そしてそれを
鍛錬の課程で微細化・分散化することで鉄の粘りや打ち伸ばしやすさ
が生まれている、ということを知って、
何ごとも純粋すぎるより、不純物入りで鍛錬した方が良いものになることに
あらためてハッとさせられました。
 
ペティナイフを買い、
屋敷内の紅葉真っ盛りのモミジの前で
写真を撮りました。
 

 
TUBU TUBUのギャラリーショップで人気の
生葉染めを繰り返した麻の服を創作して販売している
ボタニックグリーン(リンク)のジャケットに包まれ、
もみじのエネルギーに包まれて、
心も体もホッカホカ、悠久の歴史とともに宙を舞っている気分でした。
 
本日12月6日〆切です。